好奇心そのまま!

毎回「ちょっと勉強になる」記事を

2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

リアルを描いて人気を失った画家〜東洲斎写楽〜

1794年頃に活躍したとされる、謎に包まれた画家、東洲斎写楽。 「娯楽といえば歌舞伎!」という時代に、歌舞伎の役者絵をなんと前代未聞の28枚同時リリース! これが売れる売れる。敏腕出版プロデューサとして知られる蔦屋重三郎が、写楽の才能を見出した…

日本の魅力を、新しい形で教えてくれるゲーム

古事記にハマり、日本の神話という世界観をモデルにしたゲームがないかなと思って探していたところ、「大神」と言う作品に出会いました。 大神 絶景版 - PS4 作者: 出版社/メーカー: カプコン 発売日: 2017/12/21 メディア: Video Game 映像、ストーリー、音…

自分らの言う才能て何や?

「で、でも僕にはお笑いの才能がないって」 するとガネーシャは鼻で笑うように言った。 「自分らの言う才能て何や?それは、たまたま今の時代に生きとるたくさんの人から認められたちゅうことやろ? でも、ワシからしたらそんなんめっちゃ小さいことやねん」…

澤田 瞳子「泣くな道真 大宰府の詩」 こんな道真公も魅力的!

菅原道真公が太宰府に左遷された後を舞台にしているという珍しい小説。陽気な描写が多く、とても楽しめました!道真公のファンとしては、こういう切り口も嬉しい。 本作品の道真公は、とにかく喜怒哀楽がはっきりしていて、あまり学者っぽくありません。 道…

藤原兄弟の大喧嘩

元々、平均的な日本男児のご多分にもれず、戦国時代や幕末が大好きなのですが、最近は、平安時代が熱いです! 平安時代、めっちゃ面白いんですよ! 奥山氏の「時平の桜、菅公の梅」が面白かったので、そのついでに、当時の権力争いという名の兄弟喧嘩につい…

従業員を大切にするとはどういうことか?

カンブリア宮殿で、小松製菓さんの放送回をみた。とくに地方の企業のありたい姿として、1つの理想形を教えてくれたと思う。 https://www.iwateya.co.jp/ とにかく従業員の幸せは第一と考え、希望すれば定年を延長できる制度を作り、退職後の従業員が働くこ…

道真公のことを誰よりも恐れ、誰よりも尊敬し、誰よりも理解した男

道真公のことを知りたくて、手にとった一冊。どんどん読み進めてしまうような面白い作品だった。時平を主人公にすえるという面白い試みで、そういう見方もあるかぁと唸らされる内容だった。 『北野天神縁起絵巻』に描かれる時平 時平と道真は、立場が異なれ…